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優遇金利と基準金利

住宅ローンを検討するにあたりこの2つは必ず理解する必要があります。

都市銀行や信用金庫、ネットバンクなどほとんどの銀行では住宅ローン金利において「優遇金利」というものを設けています。 優遇と聞くと何かお得な気がしませんか??
1年固定や、3年固定などの住宅ローンでは当初適用金利(優遇金利)で1%台のローンも珍しくありません。1%と聞くと非常に魅力があり、飛びつきがち。
しかし、これは大きな誤りなのです。

優遇金利とは通常ローンより優遇された金利の事で、その優遇金利で融資が実行されるので「適応金利」とも呼ばれます。
優遇金利には大きく分けて2タイプに分類されます。

1)当初、一定期間優遇するタイプ・・・・・2年、3年、5年など当初短期間について金利を優遇するタイプで多くの金融機関で採用されています。大幅に金利が低いのが特徴です。
指定期間内は金利は低いのですが、期間終了後は実質の割引率は0.4%程度になるケースがほとんどで、長期的に見ると損を生じるケースが多いので注意が必要です。

2)全期間優遇金利タイプ・・・・返済期間までその優遇金利が適用されます。銀行取引が多い場合や給料振込や自動引き落としなどでその銀行を使っている顧客が主に対象になっています。

ここで覚えてほしいのは「優遇金利」とは単に「基準金利」から一定率を引いた「金利」であるということです。 「基準金利から当初に限り数%割り引いているだけ」という事です。

優遇金利

上記は優遇金利の一例です。 
優遇金利面(適用金利)で見れば明らかに、変動金利タイプが1.625%と低いのですが、割引率はわずか1%なのです!
2年固定も当初の金利は安いですが、これも実質1.1%の割引にすぎません。こう考えるとこの2つのローンを利用するメリットはあまりないという答えが導き出せるはずです。
また期間終了後に「基準金利」もアップする可能性があることも忘れてはいけません。 基準金利がアップすれば「当初の割引分金利 + 基準金利アップ分」をダブルで支払うことになってしまします。
こうなると毎月返済も困難になってしまうのです。

つまり優遇金利の元は「基準金利」ですので、優遇金利だけで比較する事は危険であり、意味のない比較方法なのです。
優遇金利などの場合、まずは「基準金利がいくらで、その金利からどのくらい割引されているか?」を調べる必要があるという事です。
優遇金利期間が終われば基準金利での返済になるので、この基準金利がかなり重要なのです。


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